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フィリピンで麻薬容疑者700人殺害…57万人出頭の騒ぎに

 まさに有言実行だ。

「葬儀場をヤクの売人の死体で埋め尽くしてやる」と“公約”していたドゥテルテ氏が大統領に就任したフィリピンで、ここ3カ月の間で、700人以上の麻薬密売人や違法薬物の使用者が警官などに殺害されたことが分かった。2日付の英紙ガーディアン(電子版)が、複数の人権団体の情報として報じた。

 またフィリピン国家警察が2日に発表したところによると、大統領に就任した翌日の7月1日から8月2日までに、違法薬物の容疑者402人が警官に現場で射殺された。この超法規的な麻薬取り締まりに震え上がった中毒患者や密売人ら約57万人が、当局に出頭する騒ぎになっている。

「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」など約300以上の人権団体やNGOは2日、ドゥテルテ氏の薬物取り締まりが国際規範を逸脱しているとし、国連機関に「容疑者殺害の扇動の中止を大統領に要求するように」と要請した。

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