慌てて全商品調査 “トクホの嘘”スルーした消費者庁の大罪

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 慌てて取り繕っているとしか思えない。特定保健用食品=トクホの話。所管の消費者庁が28日までに、全1271商品の調査をやり直すよう、トクホを取り扱う211社に指示を出した。ウソの成分量を表示していた大阪市の会社が23日、1991年の制度開始から初の許可取り消しとなった問題を受けたものだが、何を今更だろう。

「トクホの許可は当初、4年ごとの更新制でしたが、規制改革で97年から“永久制”に。要するに一度許可されたら、その後はスルー状態だった。大阪市の会社は2年半も問題を放置、報告を怠っていましたが、裏を返せば、消費者庁もその間、何のチェックもしてこなかったわけです」(同庁番記者)

 実際、1271商品のうち市場に出回っている商品は? と消費者庁に問い合わせたら、「正確には分かりません」。つまり実態を把握できていない? 「そういうことになりますね。今回の指示はそうした実態調査の意味もあります」というから、心もとない。

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