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豊洲“盛り土”真相解明で問われる都議の存在意義と本気度

「誰が、いつ、どこで何を決めたのか」――責任の所在は曖昧なままだった。混迷を極める豊洲新市場の“消えた”盛り土問題。小池百合子都知事(64)は30日、都の内部調査の結果を公表したが、内容は真相解明には程遠い。都議会各党は、28日から開会した議会で責任の所在をハッキリさせなければ、いよいよ存在意義が問われる。

 内部調査では、地下空間設置に至るプロセスがある程度明らかになったが、地下のモニタリング空間設置を「誰が」決めたのかは不明のままだ。小池が会見で、「明確な答えはまとまっていない」と話した通り、身内の調査はやはり大甘だった。

 会見後には、2011年7月から1年間、市場長を務めた中西充副知事や現職の岸本良一市場長の他、3人の市場担当者が「記者説明会」を開いたが、結局“真犯人”は分からずじまい。

 内部調査が終わった以上、“主戦場”は都議会に移る。小池の就任直後、都議会自民党に挨拶回りを行った際、川井重勇議長は「知事と議会は両輪です。一輪車にならないように」と言っていた。豊洲問題は10月6日の港湾・経済委員会で集中審議が行われる。都議会の方こそ“両輪”になることを目指して、徹底解明すべきだ。

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