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浜矩子氏が警鐘 トランプ就任で日本経済は“ミイラ化現象”

 今月20日、いよいよ米国の新大統領にドナルド・トランプが就任する。日本経済の先行きは。トランプ政権にどう立ち向かうのか。辛口批評が定評の浜矩子・同志社大教授の新春インタビュー第1弾。

■日本からマネー大量流出の可能性

 米国はトランプ政権で財政大盤振る舞い体制に入ります。ゼロ金利の出口から強制的に引っ張り出される格好で、昨年12月、既に利上げに踏み切りました。今年はさらに利上げの方向にグッと動くことになる。この金融環境の大きな変化に日本が対応できるのか。これは大問題です。

 日本はとてもじゃないが、金利を上げられる状況ではない。日銀は昨年9月、あのヘンテコな「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」なる屋上屋を架したばかりです。あまり金利は上がらないけれど、さりとてマイナスにはならないように維持し、でも国債はそこそこ買うと。ものすごく難しい“お手玉”ですが、それを何とか実現できるフレームを死に物狂いでつくった途端、米国の金利が上がり始めた。

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