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「新・所得倍増論」の著者が説く 日本経済再生の“処方箋”

 技術力と勤勉な国民性で戦後の高度成長を成し遂げた――。日本人が好んでやまないこの手の“神話”から目を覚ませば、経済成長できる余地があると説いた「新・所得倍増論」(東洋経済新報社)が話題だ。ただし評価は賛否両論。アナリスト出身の著者・デービッド・アトキンソン氏が“神話”を真っ向否定し、戦後の成長は労働人口が激増する「人口ボーナス」によるものだと結論づけているからだ。ならば、成長の処方箋とは?

■日本の経済成長は人口増の副産物だった

――新著の反響がすごいそうですね。

 東洋経済オンラインで2016年12月から本のテーマに沿った連載もやっているんですけれど、PV(ページビュー)は1本当たり150万件を超えています。とんでもない数です。一番反応があるのが、「日本は潜在能力が高いにもかかわらず、生産性が著しく低い」と指摘したことについてですね。

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