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天下り斡旋数十件か 文科省の前川事務次官が引責辞任へ

 文科省の天下りあっせん問題で、同省の前川喜平事務次官が責任を取って辞任する意向を固めていることが分かった。

 一昨年に退官し早稲田大学に教授として再就職した同省の元高等教育局長(61)について、政府の再就職等監視委員会が、官僚の天下りのあっせんを禁じた国家公務員法に違反する疑いがあるとして調査している。

 前川次官は東大卒業後、1979年に文部省(当時)入り。義務教育行政を担う初等中等教育局長などを経て、昨年6月に次官就任。元高等教育局長とは同期だという。

 これまでの調査で、この再就職に人事課と一部の幹部が関与したことが分かっているほか、違法な天下りあっせんが数十件に上るとの疑いが浮上している。

 元高等教育局長が天下った早大は、日本大学と並んで文科省OBの受け入れ件数が多いことで知られる。昨年度の私立大学等経常費補助金ランキングで、1位は日大の約95億2000万円、2位は早大の約90億2000万円だった。

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