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移転か改修か どう転んでも小池知事苦しめる4300億円問題

 小池都知事に新たな“悩みの種”だ。豊洲市場への移転問題を検証する「市場問題プロジェクトチーム(PT)」が29日、築地市場を移転させず、現在地での改修案を公表。工費を500億~800億円、工期は6年と見込んだ。

 一方でPTは、豊洲に移転すると、毎年約150億円の赤字が出ることを問題視。移るならば、業者から徴収する使用料収入を上げたり、税金で赤字を補うなど高いハードルがあると指摘した。

 そうなると、やはり築地に残るしかないだろうが、そこでネックになるのは、築地市場跡地の売却問題だ。移転しないにしても、既に建ってしまった豊洲市場の建設費は支払わなければならない。予定では築地の売却益4386億円(試算)を当て込むことになっていたが、築地に残るなら当然、それは不可能になる。

 豊洲市場の建設は、一般会計とは別に市場会計で賄っている。市場会計とは、市場で働く業者からの使用料で成り立つ独立会計だ。

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