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元部下が証言 石原氏は「市場」全く知らず築地移転決めた

 築地市場の実態を何ひとつ把握していなかった。豊洲市場問題を検証する都議会百条委員会の初日には、移転検討当初の石原慎太郎・元都知事(84)の反応について驚きの証言が飛び出した。

「その都度、石原知事にお話しするんですけど、あまりご理解していただけない。(市場を)よく知っておられないんじゃないかということで、『とりあえず築地を視察してくれ』と申し上げたところ、『忙しくて、そういう時間はない』と」

 証言者は石原就任から2カ月後の1999年6月から約2年間、都の中央卸売市場のトップを務めた大矢実元市場長(74)。先月、メディアに「私が最初に豊洲移転を決めた」と語った都OBだ。

 ようやく日程を取り付けたのが、同年9月1日。

 市場が活気づく早朝4時からの視察を打診すると、石原氏は「そんなに早いのか」と不平タラタラだったという。

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