豊洲でも築地でもない第3の道…大田市場に水産卸が急増中

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 豊洲に続き築地まで――豊洲新市場の移転問題に新展開だ。東京都が築地市場の敷地に「土壌汚染のおそれがある」とする文書を正式に発表した。ドライクリーニング工場で有機溶剤の「ソルベント」が大量使用された疑いがあるといい、安全が確認できなければ、築地での営業継続に異論が出る可能性がある。

 これで移転推進派と慎重派の間で再びスッタモンダが始まるのは確実。築地の水産仲卸業者の中には、先が見えない不安に辟易して、豊洲でも築地でもない第三の道を模索する動きが出始めている。青果がメーンの大田市場の水産売り場に入る仲卸業者が急増しているのだ。

「大田市場の水産仲卸業者は5年前と比べ5割増え、直近では100カ所ある水産売り場スペースのうち、87カ所が入居済みです。小池都知事が移転延期を決める前から、豊洲市場の使い勝手の悪さを懸念する声が広まり、羽田空港に近く利便性が高い大田に拠点を移す仲卸業者が増えてきました。築地市場に土壌汚染の疑いが浮上したことで、ますます流れが加速しそうです」(水産ジャーナリスト)

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