韓国大統領選まで小康状態か 金正恩vsトランプ泥沼持久戦

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 米朝がにらみ合うチキンレースは、双方ともに引くに引けない展開になってきた。

 朝鮮人民軍創建85周年を迎えた25日の北朝鮮。懸念された核・ミサイル発射実験は行わなかったものの、日本海沿岸で過去最大規模の火力演習を実施。対決姿勢を鮮明にした。米国も軍事圧力を強める。シリア攻撃に使った巡航ミサイルのトマホークを154発搭載できる原子力潜水艦ミシガンを韓国・釜山に入港させ、日本海では海自と弾道ミサイル防衛機能があるイージス艦の共同訓練を実施。朝鮮半島西側海域では韓国海軍とミサイル駆逐艦の共同訓練を行った。牽制が牽制を呼ぶ不気味な状況だ。

 北朝鮮情勢に詳しい軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は、現状をこう分析する。

金正恩朝鮮労働党委員長は、米国の動きに相当なプレッシャーを感じているのでしょう。国連安保理決議に違反する核実験やミサイル発射実験を強行すれば、国際社会にさらなる非難材料とされ、関係が悪化している中国に経済制裁の口実を与えることになる。かといって、記念日に何の行動も起こさないのはメンツに関わる。そこで、示威行為として火力演習を実施したのでしょう。ただ、今回の実験見送りが緊張緩和の糸口になるとは思えません。核保有国を目指す金正恩委員長は、タイミングを見計らって実験を再開するのではないか。予断を許しません」

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