富士フイルム“泥沼内紛”も 不正背景にゼロックスとの対立

公開日: 更新日:

 富士フイルムHDの不正会計問題の根は深い――。市場関係者が囁いている。

「不正会計の背景に富士ゼロックスと富士フイルムの確執があったのでしょう。構図は、東芝の業績を悪化させた原子力事業と半導体事業の主導権争いに似ています」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 富士フイルムは12日、海外子会社の不適切会計による損失額が従来の220億円から375億円に拡大すると発表した。以前から指摘されていたニュージーランドの子会社だけでなく、オーストラリア子会社でも新たに不正が発覚したためだ。

 問題の海外子会社は、HD傘下の富士ゼロックス(富士フイルムHDが75%出資)の販売子会社だ。助野健児HD社長は会見でこう話した。

「ゼロックスをうまく管理できなかった。ゼロックスは1兆円以上の売り上げがあり、ある種、独立した企業体。HDは細かく干渉してこなかった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    かつて石原プロ解散を踏み止まらせた舘ひろしの男気発言

  2. 2

    ショーケンに渡哲也が激怒した“東映京都撮影所騒動”の顛末

  3. 3

    広島V逸なら緒方政権今季限り 次期監督候補に金本氏急浮上

  4. 4

    自民・萩生田氏「消費増税延期」発言に隠された姑息な狙い

  5. 5

    満身創痍も…渡哲也が貫く“男が惚れる晩節”と裕次郎イズム

  6. 6

    開幕5カード全負け越し“投壊”広島が再建託す2人の秘密兵器

  7. 7

    改革バカにケンカを売る山本太郎「れいわ新撰組」の本気度

  8. 8

    女優と歌手で本格復帰も…柴咲コウを縛る“三足目のワラジ”

  9. 9

    巨人は垂涎…竜新助っ人ロメロで証明された森SDの“慧眼”

  10. 10

    病床の堀江しのぶを守るため“天敵”梨元勝にメディア対応依頼

もっと見る