富士フイルム“泥沼内紛”も 不正背景にゼロックスとの対立

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 富士フイルムHDの不正会計問題の根は深い――。市場関係者が囁いている。

「不正会計の背景に富士ゼロックスと富士フイルムの確執があったのでしょう。構図は、東芝の業績を悪化させた原子力事業と半導体事業の主導権争いに似ています」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 富士フイルムは12日、海外子会社の不適切会計による損失額が従来の220億円から375億円に拡大すると発表した。以前から指摘されていたニュージーランドの子会社だけでなく、オーストラリア子会社でも新たに不正が発覚したためだ。

 問題の海外子会社は、HD傘下の富士ゼロックス(富士フイルムHDが75%出資)の販売子会社だ。助野健児HD社長は会見でこう話した。

「ゼロックスをうまく管理できなかった。ゼロックスは1兆円以上の売り上げがあり、ある種、独立した企業体。HDは細かく干渉してこなかった」

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