北が仕掛ける電磁パルス攻撃 米経済マヒで損失数百兆円も

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 北朝鮮が6回目の核実験を強行したことに、米トランプ政権が「北朝鮮を滅ぼす力はある」(マティス国防長官)と激怒している。過敏反応するのは、北朝鮮が「電磁パルス攻撃」の開発成功を示唆したためだ。事実とすれば米国経済をメチャメチャにし、破滅的な結末をもたらしかねない。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は今月3日、今回の「水爆」について「高い空で爆発させ、広い地域に超強力な電磁パルス攻撃まで加えられる」と主張。電磁パルス攻撃は目標上空の数十~数百キロの高高度で核弾頭を爆発させる。その際に生じたガンマ線が大気中の窒素や酸素に衝突。巨大な電流が発生することで電磁パルスが地上に襲いかかる。

「電磁パルスは“空から襲う津波”に例えられます。高高度で爆発するため、熱線、爆風、放射線は地上に届かず、直接死傷する人は出ません。ただ、電子機器・電子回路に過剰な電気が流れることで大規模な停電が起き、インターネット回線などが停止。金融機関などのサーバーが次々にダウンします。原子力発電所も制御不能に陥るとみられています。米国の上空にパルス攻撃が仕掛けられたら、ニューヨーク証券取引所は全面停止に追い込まれ、株価は大暴落するでしょう。バックアップ電源で緊急復旧させたとしても、正常に機能するか定かではありません。その衝撃はリーマン・ショック時の比ではありません。米国経済は麻痺状態に陥り、経済的な損害規模は数百兆円に上るかもしれない。輸送インフラも停止し餓死者も出るでしょう。米国民の生活は西部開拓時代以前に戻ってしまうかもしれません。文明の崩壊さえ危惧されます」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)

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