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また亡命者 トランプと韓国が仕掛ける北朝鮮兵士陽動作戦

 また、兵士が逃げた――。韓国軍合同参謀本部は21日、北朝鮮軍の兵士1人が韓国・京畿道北部で軍事境界線を越えて韓国側に亡命したと発表した。同日午前8時ごろ、19歳くらいの1等兵が逃げ出し、午前9時半ごろ、兵士を捜索する北朝鮮軍兵士数人が境界線に接近。韓国軍は警告放送をした上で、機関銃二十数発の警告射撃を行ったという。銃撃戦は起きなかった。

 亡命といえば、11月13日に板門店で北の兵士が北朝鮮軍の発砲で被弾した事件が思い出されるが……。

「今回の兵士が板門店の亡命に触発されて逃げてきたのは間違いありません」と言うのは元韓国国防省分析官で拓大研究員の高永テツ氏だ。

「北の亡命兵士は昨年は1人でしたが、今年は4人に増えました。11月に亡命した兵士はもともと指揮官の運転手で、仕事中に“米国の空爆を受けたら北は壊滅する”という幹部の話を耳にし、絶望して脱北をはかったようです。彼の事件によって兵士たちにはさらに恐怖が浸透、トランプ大統領がヒトラーのように核攻撃を仕掛け、北を火の海にするというウワサが広まっています。韓国は宣伝ビラや拡声器を使って北に未来がないとアジり、中朝国境付近のビジネスマンも不安を助長する情報を流している。トランプと韓国政府による心理戦が効果を発揮し、今回の亡命が起きたといえます」

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