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米騒動から100年 2.16デモ“納税者一揆”は当時と状況酷似

 100年前の米騒動は、今の日本にソックリ。山口県出身の寺内正毅首相は、政党や憲法を軽視。官邸主導のいわゆる“超然内閣”である。寺内元首相は、とがった頭と吊り上がった目の神様「ビリケン」に似ていたため、「ビリケン(非立憲)宰相」と呼ばれた。立憲主義に無理解な安倍首相に通じるところがある。

 経済状況も似ている。当時、第1次世界大戦中のインフレ政策で、物価が上がっても賃金が上がらない。国民は実質賃金の低下に悲鳴。投機筋が幅を利かせ、おカネは“成り金”など一部の人に集中していた。安倍政権でも、消費増税と円安で物価が上がるが、賃金横ばい。その上、富める者だけがいっそう富むばかり。外交でも、寺内元首相はシベリア出兵、安倍首相は北への圧力を強めている。

 米騒動は、生活難に耐え切れなくなった富山県魚津の漁民婦人が立ち上がり、自然発生的に全国に拡大。約70万人が参加する大国民運動となった。はたして、寺内元首相は退陣し、「平民宰相」こと原敬内閣が誕生。その後、大正デモクラシーや護憲運動の流れにつながる。 会のメンバー、醍醐聰東大名誉教授が言う。

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