外郭団体のヒラや部長も 定年迎えたノンキャリ組の選択肢

公開日:

 昨年2月、文部科学省のOBを使った天下り斡旋問題で、衆院予算委員会の集中審議に参考人として出席した文科省の人事課OBの嶋貫和男氏は、保険会社の顧問に就任し、月2日勤務で報酬は年収1000万円だったことを認めている。

 文科省を退職後に一般財団に就職し、職員の再就職“仲介業”を始めたという。嶋貫氏はノンキャリアの職員だった。

 ノンキャリが定年後に働く場合、2つの道がある。ひとつは再雇用で、退職者の6割が希望する。もうひとつが“天下り”だ。厚遇を目指してノンキャリの国家公務員や地方公務員が甘い汁を吸う。早期退職してこちらをチョイスするケースもあるからオイシイ選択といっていい。

 公務員制度に詳しいジャーナリストの若林亜紀氏が言う。

「天下り先は民間と外郭団体が半々です。キャリアの再就職後のポジションは役員から部長クラスですが、ノンキャリはヒラから部長クラスでの就任です。得な天下りができるノンキャリは、省内政治にたけた人や派閥の親分におねだりしています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  2. 2

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  3. 3

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  4. 4

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  5. 5

    広島対策は“丸投げ”? 巨人スタッフ会議で投打コーチ言及

  6. 6

    常盤貴子「グッドワイフ」上昇のカギは美魔女の輝きと気概

  7. 7

    巨人は先発6人以外“全員中継ぎ” 勝利の方程式を追加構想

  8. 8

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  9. 9

    ドラ1左腕も“被害者”か…岩隈加入で巨人若手が行き場失う

  10. 10

    ボールの下にバットを入れる“ホームラン打法”に対する誤解

もっと見る