• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

天下りの隠れみのと化した「官民人材交流センター」の悪辣

 天下りこそ官僚のウマミ――。ことあるごとに問題視されながら、官僚の天下りはなくならない。1年前、文科省の吉田大輔元高等教育局長が早大教授に天下りしていたことが発覚。その後、62件の国家公務員法違反が判明し、文科省は組織ぐるみで天下りシステムを築いていた実態が浮き彫りになっている。

 そもそも官民癒着や高額報酬への批判から、2007年に改正国家公務員法が成立。各省庁の天下り先斡旋は廃止し、再就職は「官民人材交流センター」に一元化されたはず。違うのか。

 政治評論家の有馬晴海氏が言う。

「センターの設置は、いかにも官僚らしい巧妙な仕組みづくりです。例えば、文科省のキャリア官僚がセンターに登録して利害関係のない証券会社に再就職すれば、国家公務員法に抵触することはありません。でも、それで終わりではないのです。2、3年証券会社で働いたキャリア官僚は、その後、少なからず文教関係に再々就職します。センターは、天下りの格好の“隠れ蓑”なのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  2. 2

    小池都知事の沖縄入り 狙いは二階“大幹事長”に媚び売りか

  3. 3

    「まだ監督じゃない」発言で騒動に…渦中の中畑清氏を直撃

  4. 4

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  5. 5

    データ分析室も機能せず…巨人に“天敵投手”続々の真犯人

  6. 6

    突然の“密室”夕食会…安倍首相はトランプに何を飲まされた

  7. 7

    ベンチの焦りが選手に伝染 今季巨人のBクラス争いは必然

  8. 8

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  9. 9

    豊漁が一転、不漁に…サンマは北海道地震を知っていたのか

  10. 10

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

もっと見る