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天下りの隠れみのと化した「官民人材交流センター」の悪辣

 天下りこそ官僚のウマミ――。ことあるごとに問題視されながら、官僚の天下りはなくならない。1年前、文科省の吉田大輔元高等教育局長が早大教授に天下りしていたことが発覚。その後、62件の国家公務員法違反が判明し、文科省は組織ぐるみで天下りシステムを築いていた実態が浮き彫りになっている。

 そもそも官民癒着や高額報酬への批判から、2007年に改正国家公務員法が成立。各省庁の天下り先斡旋は廃止し、再就職は「官民人材交流センター」に一元化されたはず。違うのか。

 政治評論家の有馬晴海氏が言う。

「センターの設置は、いかにも官僚らしい巧妙な仕組みづくりです。例えば、文科省のキャリア官僚がセンターに登録して利害関係のない証券会社に再就職すれば、国家公務員法に抵触することはありません。でも、それで終わりではないのです。2、3年証券会社で働いたキャリア官僚は、その後、少なからず文教関係に再々就職します。センターは、天下りの格好の“隠れ蓑”なのです」

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