孫崎享
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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

米朝会談の不安定 要因は北でなくトランプ政権の内部分裂

公開日: 更新日:

 米朝首脳会談が6月12日、シンガポールで開催される予定である。だが、開催そのものに関するトランプ大統領の発言が揺れ動いている。トランプは5月24日、米朝首脳会談の中止を発表したが、その翌々日、「(従来の予定通り)開催を目指す方針に変わりはない」と語った。

 こうなると、対米追随を旨とする安倍外交も支離滅裂になってきた。

「トランプ大統領は会談を断った。会談を開くことが重要なのではない。核・ミサイル、拉致問題を前に進めていくことが重要だ。だから安倍首相が、トランプ氏の決断を支持すると言った。たった1カ国です」

 菅官房長官はトランプの首脳会談中止を受け、それを支持したのは世界で「たった1カ国」だったと自慢した。

 ところが、トランプが一転して開催再検討を発表すると、安倍首相は「米朝首脳会談は『必要不可欠』」などとロシアで演説した。

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