有森隆
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有森隆ジャーナリスト

 30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし、取材・執筆活動中。「カルロス・ゴーン『経営神話』の自壊」(「月刊現代」2004年9月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号=最終号)などを執筆。ゴーン会長の欺瞞性を鋭い筆致でえぐり出した。この仕事ぶりが、今、再び脚光を浴びている。

ネットバブル崩壊<上>発端は孫正義の「日本版ナスダック」

公開日:

 2000年2月2日、東京・六本木のディスコ「ヴェルファーレ」は2000人超のIT関係者で埋め尽くされた。

 ソフトバンク社長の孫正義が、「スイスの世界経済フォーラム、ダボス会議から3000万円で飛行機をチャーターして駆けつけました」と大きく手を上げると、会場の空気は最高潮に達した。

 1999年2月、渋谷周辺のベンチャー企業の経営者らが「ビットバレー構想」を発表した。「渋」のBitterと「谷」のValleyを掛け合わせた造語、ビットバレーは新興起業家の聖地となった。当時、インターネット企業は銀行から相手にされず資金の調達がままならなかった。「インターネットの凄さを、世間に認識させよう」と企画されたこの集会には、証券会社やベンチャーキャピタル、個人のエンジェル(投資家)が一獲千金を夢見て集まった。

「ナスダック・ジャパン」がネットバブルの始まりといわれている。

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