有森隆
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有森隆ジャーナリスト

 30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし、取材・執筆活動中。「カルロス・ゴーン『経営神話』の自壊」(「月刊現代」2004年9月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号=最終号)などを執筆。ゴーン会長の欺瞞性を鋭い筆致でえぐり出した。この仕事ぶりが、今、再び脚光を浴びている。

住銀・イトマン<上>戦後最大の経済事件で暗躍した人々

公開日:

 2019年5月1日に新元号にかわる。1989(平成元)年12月29日に、日経平均株価は3万8915円の史上最高値をつけた。だが、株価はそこから急落。日本はバブル崩壊の道を歩み始める。金融・経済危機が頻発。政界・官界・経済界を巻き込んだ象徴的な事件を、主役を張った人物にフォーカスを当てるかたちで振り返ってみる。新時代にどんな教訓をもたらしたのか――。

 1回目は3000億円が闇に消えた「住銀・イトマン」である。

 住友銀行と大阪の中堅商社・イトマンを舞台に繰り広げられた戦後最大の経済事件といわれている。戦後最大といわれるゆえんは被害金額の大きさ。筆者は「住友銀行暗黒史」(さくら舎刊)で被害総額は6000億円と試算した。住銀のトップだけではない、闇社会のオールキャストが結集したからである。

■醜聞の出発点は平和相銀の買収劇

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