有森隆
著者のコラム一覧
有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

住銀・イトマン<上>戦後最大の経済事件で暗躍した人々

公開日: 更新日:

 2019年5月1日に新元号にかわる。1989(平成元)年12月29日に、日経平均株価は3万8915円の史上最高値をつけた。だが、株価はそこから急落。日本はバブル崩壊の道を歩み始める。金融・経済危機が頻発。政界・官界・経済界を巻き込んだ象徴的な事件を、主役を張った人物にフォーカスを当てるかたちで振り返ってみる。新時代にどんな教訓をもたらしたのか――。

 1回目は3000億円が闇に消えた「住銀・イトマン」である。

 住友銀行と大阪の中堅商社・イトマンを舞台に繰り広げられた戦後最大の経済事件といわれている。戦後最大といわれるゆえんは被害金額の大きさ。筆者は「住友銀行暗黒史」(さくら舎刊)で被害総額は6000億円と試算した。住銀のトップだけではない、闇社会のオールキャストが結集したからである。

■醜聞の出発点は平和相銀の買収劇

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    マリエの告発に出川哲郎ら事実無根と否定…なぜ今、何が?

  2. 2

    巨人が広島エース大瀬良狙い 苦手選手“FA引き抜き”へ照準

  3. 3

    原発汚染水にトリチウム以外の核種…自民原発推進派が指摘

  4. 4

    小室圭さんは奇特な人 皇族の結婚相手探しは想像より大変

  5. 5

    マリエ覚悟の“枕営業”告発…旧態依然の芸能界に風穴なるか

  6. 6

    “株式会社TOKIO社長”城島茂の25歳妻インスタにファン騒然

  7. 7

    三田寛子を苛む成駒屋「好色の血」…今度は長男に二股疑惑

  8. 8

    世界が称賛 松山支えたキャディーはゴルフの腕前もピカ一

  9. 9

    小室圭さんが国民を見返す日 年収5000万円の米弁護士に

  10. 10

    小室圭さん自己弁護の反論文書は安倍前首相の国会答弁同様

もっと見る