河野外相も本音語る 日米「拉致は後回し」密約で合意済み

公開日:

「核とミサイルを解決をした後は、しっかりと拉致問題を北と日本で解決する」――。先月30日、徳島市の講演で河野太郎外相がポロリと漏らした。「拉致最優先」を掲げる安倍政権の方針に反する発言に聞こえるが、河野は本音を語っている。拉致問題の優先度が低いことは日米“密約”で合意済み。安倍首相は、拉致問題に取り組むポーズを演出しているだけなのだ。

 6月の米朝首脳会談後に初めて、ポンペオ米国務長官が6日訪朝。金正恩委員長とも会談するとみられる。その後、7~8日に初訪日し、訪朝の成果を日本政府に報告する予定だが、拉致問題の進展は絶望的だ。

「米朝首脳会談で合意した共同声明は、非核化の具体策がないと叩かれました。本来、首脳会談後すみやかにポンペオ氏が訪朝する予定でした。水面下の交渉が難航し、時間がかかりましたが、ポンペオ氏が訪朝する以上は、非核化については、何らかの具体的な道筋が示されるはずです。半面、非核化のハードな交渉を進める上で、米国は日本の拉致問題の優先度を下げざるを得なかった。6月末に訪日したマティス国防長官がポンペオ氏訪朝時には、拉致はヨコに置くことを、河野外相に伝えたようです」(外務省関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    5億円の攻防へ 阪神「台湾の三冠王」王柏融獲得は苦戦必至

  2. 2

    桜田大臣に“助っ人”を雇い…安倍首相は海外逃亡の血税浪費

  3. 3

    森友問題の反省ナシ…昭恵夫人が公然と野党批判の“妄言”

  4. 4

    中日・根尾“14歳の冬”の悔恨と決意 野球一本に至る原体験

  5. 5

    メジャー目指す菊池雄星 金銭以外の“希望条件”が明らかに

  6. 6

    自粛期間終了? NEWS手越祐也が“六本木に再び出没”情報

  7. 7

    ムロツヨシは実はモテ男 「イケメンに見えてくる」の声も

  8. 8

    巨人が"第3捕手"と"右の代打"に年俸1.5億円ずつは本当か

  9. 9

    ソト天井打に実況絶叫も…東京ドームの限界を評論家が指摘

  10. 10

    巨人マギーの報われない退団 「世代交代」とは遠い実情

もっと見る