米国で「たまごっち」が再ブーム…心理学者が注目する「癒やし」の正体
1990年代に世界を席巻したおもちゃ、たまごっちが再びブームになっています。単なる懐かしさではない。アメリカでは今、その「癒やし効果」にも注目が集まっています。
たまごっちは1996年に日本のバンダイが発売したデジタルペットです。小さなたまご型ディバイスの中のたまごっちと呼ばれる生物に餌を与え、糞を掃除したりして育てていきます。放置すれば弱り、最悪の場合死んでしまうという、あの責任の重さを覚えている人も多いのではないでしょうか。
当時は「ハイテク」だったたまごっちが、30年後の今再び脚光を浴びています。BLACKPINKのリサとのコラボ商品なども追い風となり、バッグにつけるファッションアイテムとして人気が再燃。ミレニアル世代にとっては懐かしさ、Z世代にとっては新しさとして受け止められています。
その背景にあるのが、Y2K(2000年代)ブームとノスタルジアです。AIもSNSもなかった、ローテクな時代。常に誰かと比較され、評価されることもなかった時代。その「シンプルな過去」への憧れは、不安定な現代を生きる人々に安心感を与えます。


















