セキセイ西川雅夫会長<4>生き残りに必要なのはデザイン力

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 日本の文具市場の将来性は必ずしも高くない。文具を日常的に使う子ども人口の減少は、そのまま市場縮小に結び付く。オフィスにおいてもペーパーレス化が進行中で、これもマイナス要因だ。文具流通も激変した。オフィス用品に関しては、アスクルなどネット販売がすでに主流になっており、激しい価格競争が起きている。このままでは文具メーカーの利益率は下がる一方だ。

 そうした環境下、大阪の文具メーカー「セキセイ」は、どうやってこの荒波を乗り越えようというのだろう。

 会長の西川雅夫は「その答えはブランド化にある」という。ブランド化することで指名買いを増やし、値崩れを防ぐことができれば、収益は安定する。というのは簡単だが、問題は、どうやってブランドとして認知させるかだが、そこで重要になってくるのがデザインだという。

 現在のセキセイの主力製品のひとつである「シスボックス」を発売する時、西川はデザインに徹底的にこだわり、それが大ヒットにつながった。この時代、機能で差別化するのはむずかしい。しかし、個人の主観に訴えかけるすぐれたデザインなら、容易に差別化することができる。

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