高橋乗宣
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高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

被爆地は激怒…核廃絶に冷や水浴びせた安倍首相のスピーチ

公開日:

 先日の広島に続き、9日は長崎で平和祈念式典が営まれた。おぞましい原爆投下から73年。6日の広島の式典を見て、今までの光景とはだいぶ変わってきたなと実感させられた。

 海外から85カ国とEUの代表が参列。トランプ政権になって初めて、ハガティ駐日米大使も加わった。被爆地に対する関心が国際社会で高まっている証拠である。

 世界各国の代表が集う中、松井一実広島市長が読み上げた「平和宣言」の内容は実に良かった。昨年7月、122カ国が賛成し国連で採択された核兵器禁止条約と、その立役者のICANがノーベル平和賞を受賞したことに触れ、キッパリとこう言った。

「核兵器禁止条約を核兵器のない世界への一里塚とするための取り組みを進めていただきたい」

 そして、松井市長は「核抑止」や「核の傘」という考え方は平和にとって無意味である旨も訴えていた。

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