21年ぶりの高い伸び率 名目賃金3・6%上昇のカラクリ

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 今週7日に厚労省が発表した6月の名目賃金(毎月勤労統計調査)3.6%上昇に疑問の声が上がり始めている。

「ナント、21年ぶりの高い伸び率を記録したのです。好景気の実感がないだけに不思議な印象でした」(市場関係者)

 金額ベースでは44万8919円で、前年に比べ1万5876円増えている。

「実は、これほど伸びたのには理由があります。調査対象先(サンプル)が、今年に入ってから変更され、どうやら給与の高い企業が増加したようなのです。その影響で、前年比が高くなる傾向にあります。ただ厚労省は、調査先を継続していた場合の数値も公表しています。6月分は1.7%の伸びでした」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)

 何のことはない、サンプルを変更した結果が、21年ぶりの賃金上昇だったのだ。

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