ディップ 冨田英揮社長<3>ヤフーとの提携のため交渉2年半

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 求人サイト「バイトル」などを運営する「ディップ」の創業時の事業は、ブライダルや英会話スクールなどの情報をコンビニに設置した「情報端末」に集めてユーザーに提供するものだった。まだスマホのない時代だ。

 事業開始後、創業者の冨田英揮は当時ブームになっていた人材派遣に注目し、1998年5月に「人材派遣お仕事情報サービス」というコンテンツを立ち上げた。パソナをはじめ、この広告手法に興味を持った人材派遣会社が次々に参加してくれた。現在の「はたらこねっと」の前身である。

 冨田は、この新事業を成功させるにはネットの活用が不可欠と判断、自前のサイトづくりに乗りだす。ただ、手元に余裕資金がない。ベンチャーキャピタルを回るが拒絶の連続。「万策尽きた」とそう思ったとき、思わぬ情報を耳にする。

「ソフトバンクの孫正義さんが中心となってナスダックを日本に誘致し、新たなベンチャーをどんどん誕生させるという構想を発表したのです。1999年のことです。説明会には1500社ぐらい集まりました。選ばれた約150社にプレゼンの機会が与えられた。“ここが正念場”という思いで投資家相手に必死に訴えました」

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