ダルトンがあすか製薬へのMBOを断念…最高投資責任者が送っていた無礼なメールと素人じみたミス

公開日: 更新日:

 フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の一連のドタバタで、一躍有名になったのが、アクティビスト(物言う株主)で米投資ファンドのダルトン・インベストメンツだ。6月の定時株主総会では、ダルトンが提案した12人の取締役候補がことごとく否決され、一敗地にまみれたのは記憶に新しい。ただ、9月に17%余りまで同社株を買い上げている旧村上ファンドとの連携が、今後は注目されている。

 しかし、このFMH問題を潮目に、ダルトンの苦戦が目立ち始め、限界も浮かび上がっている。

「ダルトンは5月以降、あすか製薬HDと文化シヤッター両社株の約20%を保有し、筆頭株主に躍り出て会社側と攻防戦を繰り広げていました。ところが9月30日、議決権比率を30%まで引き上げると表明していたあすか株の買い増しを取り下げ、少なくとも一時撤退を余儀なくされたのです」(経済部記者)

 ダルトンは5月時点で約20%を保有していたことから、あすかは7月1日に買収防衛の対抗措置を取ることを公表。これに対しダルトンは8月18日、「大規模買い付け」を行う意向を表明した。あすかはただちに買い増しの目的を問う質問状を送付し、両者の緊張は最高潮に達していた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深