ダルトンがあすか製薬へのMBOを断念…最高投資責任者が送っていた無礼なメールと素人じみたミス

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 フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の一連のドタバタで、一躍有名になったのが、アクティビスト(物言う株主)で米投資ファンドのダルトン・インベストメンツだ。6月の定時株主総会では、ダルトンが提案した12人の取締役候補がことごとく否決され、一敗地にまみれたのは記憶に新しい。ただ、9月に17%余りまで同社株を買い上げている旧村上ファンドとの連携が、今後は注目されている。

 しかし、このFMH問題を潮目に、ダルトンの苦戦が目立ち始め、限界も浮かび上がっている。

「ダルトンは5月以降、あすか製薬HDと文化シヤッター両社株の約20%を保有し、筆頭株主に躍り出て会社側と攻防戦を繰り広げていました。ところが9月30日、議決権比率を30%まで引き上げると表明していたあすか株の買い増しを取り下げ、少なくとも一時撤退を余儀なくされたのです」(経済部記者)

 ダルトンは5月時点で約20%を保有していたことから、あすかは7月1日に買収防衛の対抗措置を取ることを公表。これに対しダルトンは8月18日、「大規模買い付け」を行う意向を表明した。あすかはただちに買い増しの目的を問う質問状を送付し、両者の緊張は最高潮に達していた。

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