ゴーン広報戦略 新聞よりTV出演増やし“アイドル経営者”に

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 期限延長と翌年度の販売落ち込みを承知の上で新車を集中投入するという「ごまかし」で、中期経営計画の「日産180」の成功を宣言したカルロス・ゴーンは広報戦略も転換していく。最も顕著だったのはテレビ番組へのシフトだった。

 ゴーンは「テレビは前向きな話を聞きたがる」とテレビへの露出を増やす理由を語ったという。テレビ局の記者はカバーする業種が広く、質問も将来見通しなどが中心。結局はゴーンの言い分だけ伝えることになる。

「計算高い」ゴーンはこれを見逃さなかった。彼の意向をくんで、個別インタビューはテレビのみ、新聞は数社まとめたグループインタビューという流れができた。

 当時の日産担当だった全国紙経済記者は、「新聞のインタビューはなかなか入らないのに、当の本人はテレビのバラエティー番組に出演していた。企業の説明責任をどう考えているのかとあきれた記憶がある」と振り返る。

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