適菜収
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適菜収作家

1975年生まれ。作家。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体 」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

検証が必要 財務省がたたく「MMT」はトンデモ理論なのか?

公開日: 更新日:

 デフレとインフレは逆の現象だから処方箋も逆になるというごく当たり前の指摘から始まり、貨幣の本質を解説したものだ。中学生程度の知識があれば理解できると思うが、安倍晋三や頭が固くなった周辺の官僚には難しいかもしれない。

「インフレが行き過ぎない限り、財政赤字の拡大は心配ない」「税金は、財源確保の手段ではなく、経済の調整の手段」と中野は唱えるが、経済に限らず、真逆の処方箋を選び続け、見事に三流国に転落したのが今の日本ではないか。構造改革、極端なグローバリズム路線、移民政策、デフレ下の増税……。失敗であることが世界中で明らかになった後に同じ過ちを繰り返し、自ら地獄へと突き進んできた。要するに、すべてがアベコベだ。

 だとしたら、その逆をやればいい。すなわち「財政赤字の拡大」だ。防災対策、貧困対策、少子高齢化対策、教育対策、環境対策など、国民が必要とする支出が「改革」の名の下に削られてきた結果が現在である。

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