抗議の自殺者続出 チベット化が進む香港の抗議デモ活動

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 日本ではあまり知られていないが、香港の逃亡犯条例反対運動で自殺者が相次いでいる。3日には、ついに4人目の自殺者が出てしまった。28歳の女性が高層ビルから飛び下りたのだ。彼女は遺書に「選挙のない政府は市民に応えない。香港には革命が必要だ」と記し、香港に関する連日の憂鬱なニュースに触れることへの絶望がつづられていた。

 6月15日に35歳の男性が最初に自殺してから、29日は21歳の女子大生が、30日には29歳の女性がそれぞれ抗議の投身自殺をしたばかり。彼女らは政府の犠牲者として扱われている。4日には、ネット上で自殺予告した男性を、数百人の香港市民が街中で探し回り保護するという騒動もあった。次々に起こる抗議の自殺は、僧侶が焼身自殺で抗議するしかないチベットと重なる。

 絶望の裏返しは怒りとなって表れている。1日には大規模デモと連動し、マスクを着けた若者たちが香港立法会へ突入。強化ガラスを打ち破り、議場の内部を破壊し、抗議の文言の落書きを残した。

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