香港返還記念日に55万人が大規模デモ その背景とは?

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 1日は香港が中国に返還された特別行政区成立記念日。香港において自由と民主主義の象徴となる日で、毎年デモが行われているが、今年のデモは、200万人が参加したとされる先月16日に続く大規模なものとなった。

 この日も逃亡犯条例に反対する市民が、法案の撤回と香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の辞任を求め声をあげた。

 激しい抗議行動もあった。政府本庁舎に隣接する立法府のメインエントランスが破壊されたのだ。背景には、先月15日に抗議中に転落死した男性のために作られた祭壇が、親中派主催の警察支持集会に集まった人たちによって壊されたことへの怒りや、30日に3人目となる投身自殺を試みた女性の命をもいとわない抗議がある。

 デモは同時多発的に行われ、香港市内の複数の場所で市民があふれ車道を塞いだ。

 夜には若者ら数百人が立法府の建物のガラスを鉄棒で割るなどして、内部に突入。破壊活動を行った。2日未明には、警察が催涙ガスを使って若者らを強制排除した。

(現地取材=フリーランスジャーナリスト・大嶽創太郎)

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