保阪正康
著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇 」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。

誰が殺したのか一? 軍内部で行われた大杉栄殺害事件の謎

公開日: 更新日:
無政府主義者殺害について記者会見する甘粕正彦(中央=1926年11月3日、東京・神田=日本電報通信社撮影)/(C)共同通信社

 大杉栄が虐殺されたのは現在に至るも真相は不明である。大杉夫人の伊藤野枝、そしてたまたま連れて歩いていた甥の橘宗一も殺され、井戸に投げ込まれていた。当初この事件は、軍内部で組織的に行われたために、闇に葬られる危険性があったが、一部の新聞が大杉が行方不明と報じたため少しずつ明るみに…

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