堀田佳男
著者のコラム一覧
堀田佳男ジャーナリスト

1957年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業、アメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社などを経て1990年に独立。以来、ワシントンDCを拠点に政治、経済、社会問題など幅広い分野で取材・執筆。25年間の滞米生活を経て2007年帰国。国内外で精力的にジャーナリスト活動を続ける。著書に「大統領はカネで買えるか」「大統領のつくりかた」「エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明 」など。

トランプ擁護も…聴聞会公開の切り替えで揺れる共和党

公開日: 更新日:

 ウクライナ疑惑によってドナルド・トランプ大統領(以下トランプ)は職を奪われるのか――。

 現時点での答えは「可能性は低い」である。というのも共和党はトランプを擁護する姿勢を以前よりも強めており、民主党の弾劾攻勢を受け止めるつもりだからだ。トランプ擁護の動きは議員だけでなく、共和党支持有権者にも広がっている。NBCテレビの世論調査によると、共和党有権者の96%が弾劾に反対している。

 弾劾手続きを進めている下院では、年末に本会議場で採決を行う予定だ。現在、下院(定数435人)では民主党が過半数(235人)を占めており、トランプの弾劾決議は可決される公算が大きい。民主党議員の中には弾劾に反対する者もいるが、採決で過半数の218を下回ることはないだろう。問題は次のステップの上院である。

 上院(定数100人)の政局はいま、下院とは逆である。共和党議員が過半数(53人)を維持するばかりか、トランプに盾突く議員が現時点では一人もいない。しかも上院では「トランプ罷免」のためには3分の2(67人)以上の採決が必要になるため、共和党の中から20人以上の造反者が出ない限り、トランプを罷免できない。

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