撮影タイムにゴキゲン 小池都知事“コロナTシャツ”の思惑

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「きょう、私これ着てますけど」――。東京都の小池知事が7日の定例会見でお笑い芸人ばりにジャンパーの前をガバッと開け、披露したTシャツが話題騒然だ。その胸元にデカデカとプリントされていたのは、新型コロナウイルス対策で小池が猛プッシュする「感染防止徹底宣言ステッカー」。“パフォーマンス知事”の本領発揮でコロナ失策を目くらましして、批判をかわすつもりか。

 7日の都内の新型コロナウイルス新規感染者は462人。過去最多だった1日の472人に迫る厳しい数字だ。200人超えは11日連続で、収束の兆しは全く見えない。2日連続となる会見で小池知事は厳しい表情を浮かべて「『感染拡大特別警報』という状況だ」と危機感を訴えていたが、Tシャツ披露の瞬間はいつになくゴキゲンだった。

 Tシャツにプリントされたステッカーが登場したのは6月中旬。小池知事は「感染防止対策を実施している店の目印」と掲示を求めてきたものの、拡散はイマイチだった。それがここにきて一気に広がり、16万枚超え。先月末に打ち出した感染防止策に賛同した事業者に20万円を支給する「感染拡大防止協力金」にリンクさせたからだ。都はアルコールを提供する飲食店などに「午後10時までに閉店」を要請中(31日まで)で、このステッカーを掲げて時短営業に応じた事業者を支援する。

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