著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

8万人から400万人へ アメリカの兵員動員力は一気に増えた

公開日: 更新日:
第1次世界大戦中、バッキンガム宮殿に立つウィルソン米大統領(左)と英国のジョージ5世(C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ

 ドイツの軍事指導者たちは、アメリカの国力をそれほど高くは評価していなかった。南北戦争が落ち着いて、まさに統一国家になったのは日本が明治維新を迎えた頃と同じ時期であった。ヨーロッパの帝国主義国家のような国家エゴ丸出しの国々とは様相もその志も明らかに違っていた。極東の日本は先進帝国… 

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