安倍昭恵夫人が4カ月ぶりSNS更新も…「赤木ファイル」スルーで大炎上!
〈あなたは自分の罪や責任はないとお考えですか?〉〈相変わらずノーテンキで幸せな人〉――。安倍前首相の妻・昭恵夫人のインスタグラムに辛辣なコメントが殺到している。“空気の読めない”投稿が大炎上しているのだ。
昭恵夫人は26日、自身のインスタグラムを4カ月ぶりに更新。
カフェで給仕するロボットの写真と一緒に、〈茜ちゃんの接客、最高でした~! #分身ロボットカフェ〉と、ご機嫌な様子で投稿した。「分身ロボットカフェ」とは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの重度障害で外出困難な人がロボットを遠隔操作し、サービスを提供するカフェだ。社会参加の促進を狙った試験運営中の店である。
もちろん、カフェに何ら罪はない。投稿のタイミングが最悪だった。森友事件を巡る財務省の決裁文書改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」が公開されたタイミングだった。
改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員の赤木俊夫さんが生前に残したファイルには、昭恵夫人の名前もあるが、今のところ「ノーコメント」。自身のフェイスブックも24日に約1カ月半ぶりに更新したが、こちらも内容は知り合いの塩専門店の新規オープンの告知で、「赤木ファイル」には一切、触れていない。
公文書の改ざんは本をただせば、安倍夫妻の名前を公文書から消すために行われたものだ。「赤木ファイル」を“スルー”する不誠実さに批判が集まるのは当然である。
雅子さんとのLINEには「既読」すら付かず
これまでも昭恵夫人は、「赤木ファイル」に対してダンマリを決め込んでいる。
24日に外国特派員協会で会見した俊夫さんの妻・雅子さんは「安倍昭恵さんとはLINEでつながっています」と語り、「安倍首相の体調が悪くなった時に『お身体大丈夫ですか』という質問には『ありがとうございます』との返事が返ってきました」などと、やりとりを紹介。こう明かした。
「でも先日、『赤木ファイル』があることが分かったという朝日新聞の記事の写真と、『赤木ファイル』があったということを送って以来、一切、既読もつかなくなってしまいました」
どうして、赤木ファイルが公開された、このタイミングで、わざわざ無関係な内容を投稿したのか。
少しでも申し訳ないと思っているなら、「赤木ファイル」に徹底的に向き合うべきではないか。