保阪正康
著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として8/18に発売予定。

駐日アメリカ大使のグルーが分析した戦前日本の3グループ

公開日: 更新日:
ジョセフ・C・グルー(C)Underwood Archives/Universal Images Group/共同通信イメージズ

 独ソ不可侵条約が結ばれ、日本はなすすべもなく呆然とした状態になった。体よくいえば、ヒトラーとスターリンの野合にいいように利用されたのだが、日本陸軍の指導者はこの不可侵条約にヒトラーとスターリンが自らの政治思想や理念を巧みにかけていることを見抜けなかった。ナチスドイツがヨーロッパ…

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