内閣支持率47% 前回から5ポイント減…長男・翔太郎氏の“悪ノリ記念写真”影響か=日経調査
G7広島サミットで支持率爆上げのはずだったが、長男の不祥事でおじゃんに。日経新聞とテレビ東京が26~28日に実施した世論調査によると、岸田内閣の支持率は47%で前回調査(4月28~30日)の52%から5ポイント下がった。支持率下落は2022年12月以来5カ月ぶり。内閣を「支持しない」と答えた割合は4ポイント上昇の44%だった。
29日朝の日経新聞は、岸田首相の長男で首相秘書官の翔太郎氏が首相公邸内で忘年会を開き、親族と記念写真を撮るなどした行動が「支持率を下げた要因とみられる」と指摘した。
■共同は横ばい
共同通信が27、28日に実施した世論調査でも、内閣支持率は前回調査(4月29、30日)から0.4ポイント増の47.0%。不支持率も0.4ポイント増の35.9%と横ばいだった。共同調査では、トラブル続きのマイナカードの活用拡大に不安を感じているとの回答が「大いに」「ある程度」と合わせ70.0%に上った。
朝日新聞の調査(27、28日実施)では内閣支持率は46%(前回4月調査は38%)と上昇した。