岸田首相夫人異例の単独訪米へ 批判投稿に「長男」と「安倍昭恵氏」が登場する謎解き
《なぜリモートじゃダメなのか》
岸田文雄首相(65)の妻である裕子夫人(58)が4月にも訪米し、バイデン大統領(80)の妻であるジル夫人(71)と面会する方向で調整している──と、NHKで報じられ、ネット上で賛否が飛び交う事態となっている。
報道によると、5月に岸田氏の地元・広島で開かれるG7サミットを踏まえ、日米関係の強化に向けて、「首脳夫人間でも信頼関係を構築する狙い」があるというのだが、総理夫人の単独訪米は異例だろう。
SNS上では、《奥様同士で仲良くするのはいいこと》といった受け止めがある一方、《日米の首脳夫人が2人で面会してどうなる? お茶してバイバイになるだけでは》といった否定的な見方も少なくない。
■「首相夫人は公人ではなく私人である」と閣議決定
批判的な投稿の中には、岸田氏の「長男・翔太郎氏」と「安倍晋三元首相の夫人・昭恵氏」に触れるものも少なくない。
昨年10月、岸田氏は長男の翔太郎氏(32)を首相秘書官に抜擢。「身内びいき」「縁故採用」との批判が続出する中、翔太郎氏は1月に岸田氏の欧米5カ国訪問に同行した際、公用車でパリやロンドンを観光していたことから、国会質疑で「公私混同」と大論争となった。