内閣支持率38%に下落、内閣改造「評価せず」19%…政権浮揚につながらず=産経調査
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が16、17両日に実施した合同世論調査で、岸田文雄内閣の支持率は前回調査(8月19、20両日)比で2.6ポイント減の38.9%となった。支持率が30%台に落ち込むのは、今年1月の調査以来8カ月ぶり。
13日に行われた内閣改造を「評価する」と答えたのも33.3%にとどまり、49.8%が「評価しない」と回答した。不支持率は前回比2.6ポイント増の56.1%。4カ月連続で支持率を上回った。
2014年に「政治とカネ」を巡る問題で閣僚を辞任した小渕優子氏を自民党選挙対策委員長に起用したことも、58.7%が「評価しない」だった。
他社に比べ産経新聞とFNNの調査は、自民党政権の支持率が高く出る傾向にある。それがこの結果だ。政府・与党が期待した政権浮揚にはまったくつながらなかった。