著者のコラム一覧
片岡健ノンフィクションライター

1971年、広島市生まれ。早稲田大学商学部卒業後、ノンフィクションのライターに。新旧様々な事件を取材し、新事実や冤罪を発見している。著作に『平成監獄面会記』、同書が漫画家・塚原洋一氏によりコミカライズされた『マンガ「獄中面会物語」』(共に笠倉出版社)、『もう一つの重罪 桶川ストーカー殺人事件「実行犯」告白手記』(リミアンドテッド)など。最新刊は2026年4月発行の『実録 死刑囚26人の素顔』(宝島SUGOI文庫)。

日立市妻子6人殺害事件(2017年)「家族写真に無意識に手を合わせていることがあります」

公開日: 更新日:

小松博文被告 犯行の記憶を失った状態で死刑判決

恵さんと子供5人が殺害された県営アパート(C)共同通信社

 2017年10月、茨城県日立市の自宅アパートで妻と小さな子供5人を包丁で刺すなどして殺害した男は、警察に自首後、獄中で病に倒れ、記憶を失った。裁判では犯行の記憶が蘇らないまま、1、2審ともに死刑判決を受けた。

 筆者がその男、小松博文被告(38)と東京拘置所で初めて面会し… 

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