自民二階派も議員側にキックバックとNHKが報じる/安倍派の裏金は数億円か?朝日新聞報道

公開日: 更新日:

 やはり安倍派だけではなかった。自民党の二階派も、所属議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分を派閥の収支報告書に収入として記載せず、議員側にキックバックしていたことが分かった。2日のNHKニュースが関係者の話として報じた。

 キックバックした分は派閥の収支報告書に議員への支出として記載され、議員側もキックバック分を政治団体の収入として記載しているとみられるという。

 一方、安倍派の議員へのキックバックの総額は、きのう、朝日新聞が「直近5年で1億円超」と報じたが、実際はそれどころではなく、数億円規模に上る可能性があるときょうまでに複数のメディアが報じている。

 東京地検特捜部もこうした経緯を把握し、派閥の会計責任者などから任意で事情を聴取しており、政治資金規正法違反の疑いでの立件も視野に調べを進めている。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”