著者のコラム一覧
孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

台湾総統選選挙の結果を読み解く 台湾有事が遠のいたのは日本にとって幸い

公開日: 更新日:
台湾総統選は与党・民進党の頼清徳氏が勝利するも過半数割れの40%だった(C)共同通信社

 2024年の国際情勢は、①ウクライナ戦争が終結に向けて動くか②ガザ戦争が中東の他地域に拡大するのか③台湾を巡り、軍事的紛争が発生するか──が最も懸念される要素である。

 台湾を巡っては、1月13日に実施された総統選挙及び議会・立法院の選挙が今後の動静を左右する要因として注… 

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