世襲批判も裏金事件もどこ吹く風…自民・二階俊博氏「三男」に出馬要請した和歌山県町村会に賛否

公開日: 更新日:

 世襲批判も裏金事件も関係ねぇ!――そんな会話が地元から聞こえてきそうだ。

「政界50億円プレーヤー」と揶揄される自民党二階俊博元幹事長(85)が不出馬を表明した次期衆院選の新・和歌山2区の候補者について、和歌山県町村会が23日、二階氏の公設秘書を務める三男の伸康氏(46)に出馬要請することを決めた。

「彼は和歌山県のことでお願いをすると和歌山県のために動いてくれる」

 和歌山県町村会長を務める岡本章・九度山町長(70)は会見で出馬要請の理由についてこう切り出し、「世襲が気になると思うが、そういう話ではない。出馬要請した理由は世襲批判を和らげる方法の一つだと思った」と語っていたが、報道直後からネット上では賛否の声が飛び交った。

《世襲により国会議員にしても日本の為にならない事を私達は理解しないといけません。目先の利益よりもより先の自分達の未来の為》

《二階さんは裏金事件で派閥の会計責任者が立件されたのに責任も取らず、その息子に出馬要請って。和歌山の民度が分かるな》

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道