著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

1945年8月15日、子供たちの目に涙は浮かんだのか

公開日: 更新日:
救援物資のキャンデーをなめる戦災孤児たち(1946=昭和21年12月27日)/(C)共同通信社

 太平洋戦争の敗戦時、少年たちは泣いただろうか。このことを調べていくと、いわば大人たちの「涙」とは全く異なることがわかる。幕末、明治維新の時には子供たちはどんな思いで官軍と賊軍の戦いを見ていただろうか。むろん直接こういう戦いのないところでは、子供たちは歴史のうねりなどを自覚しない…

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