石丸新党が夏の都議選へ本格始動…小池知事は取り込みか全面対決か?会見で平静装うも心中ザワザワ

公開日: 更新日:

「都知事選の時も四十何人(実際は過去最多の56人)が出ましたから、これからどうなるのか。またいろんな動きが出てくるんだろうということなんだと思います」

 10日に東京都庁で開かれた小池百合子知事(72)の定例会見。質疑応答で問われたのは昨年7月の都知事選に立候補した石丸伸二・前広島県安芸高田市長(42)の動きについてだった。

 石丸氏は2024年11月、「2025年7月に予定されている東京都議会選挙に向けて新たな地域政党を結成することを決定した」と発表。独自の候補者を擁立する考えを示し、今月15日には都庁クラブで「地域政党」の設立に関する会見も予定されている。

 都知事選で小池知事に次ぐ約165万票を獲得した石丸氏。新党に対する注目度の高さや今後の盛り上がり次第では、小池知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の得票にも影響を及ぼすのは間違いないだろう。

 小池知事は会見で平静を装っていたものの、心中は穏やかでないはずだ。

■「石丸旋風」が都議選でもみられるのか

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因