出生数70万人割れ目前…想定より15年早く少子化が進んだ一因に自民党の「子ども手当」潰し

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子ども手当」の政策をポルポトやスターリンと同じだと揶揄し、民主党政権の誤りを示した――などと誇らしげにアピールしていた結果が今の惨憺たる状況だ。

 日本の少子化は想定より15年早く進んでいることが分かったが、「子ども手当」を潰すことに血眼になっていた自民党が15年前、今のように所得制限を撤廃するなどして「子ども手当」の拡充に協力して取り組んでいたら状況は変わっていたかもしれない。

「子ども手当」はバラマキなどと言って批判しながら、水面下ではせっせと裏金作りに励んできた自民党。「今だけ、自分だけ、カネだけ」という腐臭漂う党の体質が、この国から「子育て」の機会を奪い、超少子化を招く要因になった面は否めない。

  ◇  ◇  ◇

 少子高齢化が進む日本。●関連記事【もっと読む】で《「高額療養費」見直しは不妊治療・出産にも悪影響…負担上限引き上げなら少子化加速は必至》【さらに読む】で《出生数70万人割れの衝撃! ネットで溢れる「子どもはリスク」「子どもは無理ゲー」が示す暗い未来》を取り上げている。

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