著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「日本軍兵士たちの戦場体験」(13)「暁部隊」は次から次へと補充されては死線に送られていた

公開日: 更新日:
ガダルカナル島の海辺を行進する日本陸軍部隊(C)共同通信社

 暁部隊に配属されるということは、「死」を強要されることであった。むろん断っておかなければならないが、開戦当初はそのようなことはなかった。戦況が悪化していくにつれ、民間会社から商船を次々に提供させる段階になると、そうした船舶を武装する余裕などはなくなった。輸送、護衛に用いるといっ… 

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