また出た!国民民主党の“二枚舌”…年金修正法案に「財源が示されていない」どの口が?
国民民主は「選択的夫婦別姓制度」の導入でも二枚舌で日和った。2022年には導入に向けた民法改正案を立憲など野党4党で共同提出していたし、昨秋の衆院選でも公約に掲げていた。
ところが、衆院選後に急激に増えた保守層の支持を意識し、「いろんな価値観を見定めながら」などと消極姿勢に転じたのだ。
結局、立憲が出した導入法案には乗らず、きのう独自法案を提出したのだが、自民は態度を示さず、導入賛成の公明も自民に同調しているため、今国会での成立は困難な状況。国民民主の曖昧路線が機運をしぼませたようなものだ。
「国民民主の政策や発言が場当たりなのは、次の選挙で議席を増やすために、SNSなどの支持を見てポジションを変えるからです。玉木さんは政権入りを意識しているので、立憲が目立つのが面白くない。とにかく異議を唱えて存在感をアピールしたいのでしょう」(永田町関係者)
野党は国会最終盤までいがみ合い、バラバラ。参院選を目前にして、自公を利するだけだ。
◇ ◇ ◇
国民民主党の人気凋落ぶりは、関連記事【もっと読む】などで詳しく報じている。