【表あり】参院選の勝敗分ける1人区で衝撃予想! 自民党「12勝20敗」で与党過半数割れは不可避
官僚経験者もピンチ
カギを握るのが32選挙区ある1人区である。自民は10議席台半ばから後半を取らなければ過半数に達しないが、報道機関や政党の情勢調査などをもとに日刊ゲンダイが分析したところ「12勝20敗」という予想となった【別表】。
大幅な負け越しで、2022年の「28勝4敗」、19年の「22勝10敗」と比べて差は歴然だ。特に、19年は立憲民主党と国民民主党、共産党、社民党の主要4野党が全ての選挙区で候補者を一本化。今回は17選挙区でしか共闘できていないのに、たった12勝では形なしだ。もちろん、過半数の“ノルマ”である50議席に届かない。
福島では森元法相が4期目を狙うが、「コメ高騰対策が農家に不評で、立憲の石原さんが優位に立ちつつある」(地元関係者)という。青森も「情勢が急速に悪化し、自民は『最重点区』に指定したようです」(地元関係者)。自民が強いはずの宮崎もピンチだ。
「県内選出の衆院議員である江藤拓前農相の『コメ買ったことない』発言で、地元の自民党員から怒りの声が県連に続々と届いている。さらに悪いことに、秘書のスピード違反などが発覚し、昨年の衆院選で宮崎1区で落選した武井俊輔前議員を、県連がまた1区の公認予定者に決めてしまった。『反省していない』と評判は最悪です。長峯さんはキツいですね」(県政関係者)
いよいよ石破退陣か。
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