出揃った参院選の情勢に波乱はあるか? 青ざめる自公、40議席前半も

公開日: 更新日:

確証バイアスでスルーされる参政党の本質

公明・斉藤鉄夫代表も東へ西へ(C)共同通信社

 案の定というか、劣勢をはねのけられない自公だが、ヘタすると、想像を超える惨敗の可能性も。この情勢は変わらないのか、ハプニングはないのか。

 永田町では選挙後も見据え、さまざまなシミュレーションが出始めたが、一寸先は闇の政局。

  ◇  ◇  ◇

 事実上の政権選択選挙となった参院選は、20日の投開票まで残り5日。選挙戦は終盤に入ったが、自公与党は案の定、劣勢をはねのけられずにいる。石破首相が設定した勝敗ラインは、非改選と合わせた過半数(125)の維持。50議席以上を確保しなければ、衆参両院で与党は過半数割れとなる。石破退陣がいよいよ現実味を帯びてきた。

 報道各社が実施した中盤の情勢調査は惨憺たる内容だった。 

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